赤ひげニコニコ通信
2010年12月29日 水曜日
HOPE:私と他の先生との違い(ぬか漬け) 医療者として
私(田中)がぬか漬けが好きな理由
酪酸菌は、日本の土壌や日本人の腸内に昔から住んでいる菌です。汚染されていない農作物や添加物の含まれていないぬか漬け、みそ、醤油など特有の日本食から腸内へ常に取り込んできたものです。しかしながら、現在のみそ、醤油では、これらはほとんど期待できません。
私たちの祖先は数千年の年月を重ね酪酸菌に慣れ親しんできました。単純に悪玉、善玉と細菌を分けることは出来ませんが、その腸内バランスが崩れた時に増殖する腐敗菌にとって酪酸菌は天が与えた唯一の天敵となりうるものです。酪酸菌は自然界の土壌で生成された毒素のなかで自らを守るため芽胞を形成し、腐敗毒素を消す緩和系の抗生腐敗菌となったといわれています。ゆえにバランスの崩れた腸内でもタフに活動し腐敗毒素を排出できます。このことから、酪酸菌が腸内バランスの崩れた日本人にとって親和性の高い菌種であると共に、大切な共生体であることがわかります。
発生生物学的には、内臓器官の始まりは腸管であり、呼吸器官系、消化器官系、神経系と発生してきました。腸こそは、生命の根幹のあるものと言えると思います。私たちの体の中で腸の重要性は今も変わりません。人体の70%の免疫細胞が集まる身体防衛の中枢機関(主に腸粘膜)であると共に、第二の脳といわれ、脳や脊髄の指令を受けずに臓器を動かすことができる神経を持つ司令部として機能しています。
酪酸菌を積極的に体内に取り入れることで、腸内細胞へ酪酸菌の生成した酪酸を腸粘膜の栄養源とし、生理的に強化バランスを取ることにより腸のみならず、全身の免疫系、神経系、精神、肉体の生物学的強化をする役目があります。
私たち人は考える腸であるといわれています。普段から腸内環境を整えて、元気で心地よい生活をしてみてはいかがでしょうか。
私は今年もぬか漬けを食べて365日一日も仕事を休むことなく仕事ができました、来年も元日から開業しています。
よろしくお願いします。
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投稿者 田中整骨院